Gutenbergブロックの開発環境の構築
GutenbergはReactとというJavaScriptのフレームワークで開発されています。
素のJavaScriptでも開発はできますが、ReactはJSXという独自構文があったり、ES6での開発が一般的になっています。
Create Guten Block を使用するとこの辺りの環境も簡単に構築し、プラグインとしてすぐに使用できるようになります。
Node.jsは入ってなかったらインストールしてください。
Create Guten Block はプラグインとして作成されますので、ターミナルを起動しカレントディレクトリを設置したいWordPressのplugin
ディレクトリに変更します。
$ cd wp-content/plugins
npxで下記コマンドを実行します。
一番最後のmy-block
はプラグイン名なので任意の名称を付けてください。
$ npx create-guten-block my-block
my-block
ディレクトリが生成されるので、カレントにしたらnpm start
を実行します。
$ cd my-block $ npm start
以上で開発環境の構築は完了です
これでsrc
ディレクトリが監視され、JSファイルを更新する度にビルドされます。
管理画面のプラグイン一覧にmy-block
が追加されていますので、有効にしてください。
もちろん Gutenberg もインストールしてください!
ディレクトリ構造
ディレクトリ構造を見てみましょう。
my-block
の中は下記のようになっています。
├── package.json ├── README.md ├── dist | ├── blocks.build.js | ├── blocks.editor.build.css | └── blocks.style.build.css └── src ├── block | ├── block.js | ├── editor.scss | └── style.scss ├── blocks.js ├── common.scss └── init.php
色々ファイルが入っていますが、実際編集するのはsrc
のblock
ディレクトリの中のファイルを編集します。
このファイルを更新するとビルドされdist
ディレクトリに書き出されます。
なので基本的にはsrc
内のファイルだけ編集すればブロックを作成することができます。
src/block2
と作成すれば一つのプラグインで複数のブロックも作成できます。
Create Guten Block Toolkit